今どきの学生は、なかなか戦略的です。
ちなみに彼女たちの感覚では、東京都の最低時給は2025年10月3日から1226円ですが、それは論外。
時給1500円でも安いそうで、少し敬遠されているとのこと。時代は変わりました。
関 マサエ(当社IHS 代表取締役社長) 2026年4月16日
前回は「60歳の人生は玉手箱のよう」と書きましたが、
今回はボランティアの続きだと思われた方もいらっしゃるかもしれません。
でも、玉手箱は気まぐれなものです。
今回飛び出してきたのは、いつもの「60歳の女子大生」の教室でのお話です。
前回の最後に「続きは次回」と書いたこともあり、少しわかりにくかったかもしれませんが、
ボランティアのお話は、また改めて続編をお届けする予定です。
授業の中で見えた“リアルなアルバイト事情”
授業によっては最後の20分をチームごとのディスカッションに充てるものがあります。もちろん大半は真剣に議論するのですが、
時には雑談タイムになることも。最近、盛り上がったのが「アルバイト」の話です。
ある日、一人の子が「今日はこの後バイトなんだ」と言ったことから、みんなのバイト事情が一気に広がりました。
人気バイトは“場所”で選ぶ時代
人気なのは、なんと東京駅の地下街にあるパン屋さんやお土産屋さん。
理由を聞くと、
「お客さんの雰囲気がいいから」
「交通の便がいいから」
なるほどと思いました。
東京駅には出張などビジネス関係者や、訪問の手土産などを求めてわざわざ買い物に来る人が多く、
比較的ステータスの高いお客さんが多いそうです。
毎日いろいろなお客さんに接する仕事では、誰と接するかはとても大事なポイントなのでしょう。
短期集中で稼ぐ、戦略的な働き方
中には、日本食のお店で短期アルバイトをしている学生もいました。年末はとても忙しいため、時給はなんと1900円。
2週間ほど働くだけで、普通のアルバイトの1か月分くらい稼げるそうです。
「短期集中で稼ぐんです」
今どきの学生は、なかなか戦略的です。
ちなみに彼女たちの感覚では、東京都の最低時給は2025年10月3日から1226円ですが、それは論外。
時給1500円でも安いそうで、少し敬遠されているとのこと。時代は変わりました。
“働きやすさ”とちょっとしたご褒美
また、パン屋さんのアルバイトも人気でした。シフトが柔軟で働きやすく、交通費も出るので学生にはありがたい条件です。
さらに魅力的なのは、パンのおみやげ。
売れ残ったパンは、好きなだけ持ち帰っていいそうです。
東京駅のパンは一つ400円前後が当たり前。
学生にとっては、かなり嬉しい“福利厚生”です。
アルバイト先も人間関係がすべて
面白かったのは、和食のお店で働く学生の話です。
そこでは主婦の方が多く働いていて、いろいろ仕事を教えてくれるそうですが、その中には小さな派閥もあるとか。
「一生懸命やらないと仕事がなくなっちゃうよ」と励ましてくれる人もいれば、
「それは自分でやって」と距離を置く人もいるそうです。
アルバイト先でも、人間観察はなかなか奥が深いようです。
さらに彼女たちは、お客さんも密かに観察しています。
「爪のネイルがとてもきれいなマダムが来ると、私もあんなふうになりたいなと思うんです」
アルバイトは、ちょっとした社会見学でもあるのかもしれません。
“大切にされる職場”という価値
もう一つ人気なのが、地元の昔からある家族経営の高級飲食店です。
地元の比較的裕福なお客さんが多く、お店の人も丁寧で優しく接してくれるそうです。
そして、昼のバイトならランチ、夜なら夕食つき。
それも、お店の人が作る美味しい手料理です。
学生たちは「こういうお店は私たちのようなバイトを大事にしてくれるんです」と言っていました。
選ばれない仕事の理由
逆に人気がないのは、ファミリーレストランなどのアルバイトだそうです。
忙しい上に時給はそれほど高くなく、時には高圧的なお客さんもいるため、精神的な負担が大きいのだとか。
また、「隙間時間で働けるタイミーのアプリを使ってコンビニとかではバイトしないの?」と聞いてみると、
「登録しても仕事来ないですよ」
と、あっさり。
特にコンビニは経験者でないと難しいそうです。外国人スタッフが長く働くケースも多く、
未経験の学生を一から教える余裕がないのかもしれません。
女子大生のアルバイトに見る“3つの基準”
学生たちの話を聞いていると、アルバイトにもちゃんとした「選び方」があるのだと感じました。
どうやらポイントは三つあるようです。
- 精神的に安心できること
- 自分を大切にしてくれる職場であること
- 効率よく稼げること
ただ働くのではなく環境や人間関係まで考えてアルバイトを選ぶ。彼女たちはもう、立派な社会人予備軍です。
そして、ふと思ったのです。彼女たちのアルバイト先で私も働いてみたいと。
理由はシンプル。
美味しいパンの持ち帰りや、心のこもったまかない料理という魅力的な福利厚生です。
業務のデジタル化(効率化・自動化)支援サービス
弊社は下記の取り組みを行っております。ぜひご利用ください。
〇 デジタル推進サロン『AOYUZU -Salon de Digital-』
ブリヂストン、出光興産のCDOを歴任してDXの第一人者と言える三枝氏がモデレーターを務め、毎回異なる企業のデジタル担当者のお話をお伺いしていくオンラインサロンです。詳細はこちら
〇 無料セミナー
業務のデジタル化(効率化・自動化)に関し、無料セミナーを毎月5回開催し、動画でのノウハウ提供も開始しております。Microsoft 365のPower Platform、WinActorなどのRPAツールの活用ノウハウを無料で提供しております。詳細はこちら
〇 Microsoft 365関連サービス
「Power Platform SE(PPS)による内製化支援サービス」詳細はこちら
「Microsoft 365」とは|特徴、導入のメリット、費用や管理・運用について、IIMヒューマンソリューションによる導入のメリットや事例はこちら
〇 導入事例 一覧
JALデジタル(旧 JALインフォテック)様、コニカミノルタ様、官公庁系研究所様、PayPay銀行(旧 ジャパンネット銀行)様、フルキャストホールディングス様、鹿島建物総合管理様、そのほか多数の導入事例をご紹介しております。詳細はこちら










