導入事例Case Study

VMwareのハードウェア増強、仮想マシンのOSバージョンアップ

IIMヒューマン・ソリューションでは、VMware社より提供されている仮想環境の運用・保守をご支援しています。

今回は、仮想環境拡張の具体的な事例をご紹介いたします。

1.背景・目的

今回依頼を頂いたお客様では、VMware(*1)仮想環境を2年前に導入、現在100台近くの仮想マシンが稼動しており、以下の課題・検討事項を抱えておりました。

1.仮想環境ホストサーバのハードウェアリソース(CPU,メモリ)増強

現状使用できるESX(*2)サーバのハードウェアリソース(CPU,Memory)が全体で残り2割を切っており、今後予定されている仮想環境でのサーバ構築やリプレースができないため、ESXの増強を検討されていました。

2.仮想環境のバージョンアップ

今後利用されるであろう、「Windows 2008 R2」「Windows 7」といったOSの仮想マシン上での利用を検討されていました。

※現状のESXサーババージョンは3.5で上記OSは仮想マシンとしてサポートOSではありませんでした。

(*1)VMware:
コンピュータの仮想化用ソフトウェアを製造、販売する会社、またはそのソフトウェア製品である。


(*2)ESX:
VMware社による、コンピュータを仮想化にするためのハイパーバイザー・ソフトウェア。

2.作業ポイント

仮想環境のバージョンアップを行う際、VMwareの要件として作業時に仮想マシンを停止させる必要がありました。そのため、仮想マシンのサービス停止時間を最小限に抑えるかという事が、今回の重要なポイントの一つでした。

3.作業ポイントの実現方法

事前に仮想環境を把握するのは勿論ですが、仮想マシン全てのサービス提供状況についても調査した上で、分単位の作業スケジュールを示した手順書を作成し、対応させて頂きました。

作業内容

1.計画・準備

  • 環境、サービス状況の把握
  • 作業タスクの洗い出し/WBS作成
  • 実施計画策定

2.増強環境の設計・手順策定

  • 増強ESXのパラメータ設計
  • 仮想環境バージョンアップ手順書作成
  • 仮想マシン移行スケジュール作成

3.実作業

  • 増強ESX構築
  • ESXバージョンアップ
  • vCenter Server(*3)バージョンアップ
  • 仮想マシンバージョンアップに伴う移行
  • 仮想マシンバージョンアップ

4.検証

  • 増強ESXの動作検証
    ESX機能検証/仮想マシン動作検証
  • ESXバージョンアップ
    ESX機能検証/仮想マシン動作検証
  • vCenter Serverバージョンアップ
    vCenter Server機能検証/システム間の接続検証
  • 仮想マシンバージョンアップ
    仮想マシン動作検証

(*3)vCenter Server:
VMware仮想環境の一元管理を行うサーバ、仮想マシンの作成やESXの設定変更等をGUIで行うことが可能

4.当作業の効果

1.仮想環境バージョンアップの効果

  • 仮想マシンの上で使用できる「OS」の種類が増加
  • 仮想マシンのパフォーマンス向上

2.仮想化環境の増強

  • 新規構築やリプレースの仮想マシン枠の拡大

5.弊社利用による効果

1.イレギュラー発生時の対処

  • 豊富な経験を持つ仮想化技術者が作業に従事するため、イレギュラー対応や障害発生時の対処が可能

2.仮想化移行後の保守運用対応

  • お客様先の仮想環境運用のサポートが可能
  • お客様がスムーズに仮想環境の運用を始められるよう、スキルトランスファー(*4)が可能

(*4)スキルトランスファー
仮想マシンの作成、クローン、スナップショットといったvCenter上で利用できる機能を中心に、仮想環境の運用で頻繁に利用する可能性がある機能を、実機を通してお客様にお伝え致します。


上記内容に関し、ご不明な点またはご質問などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。また、インフラ構築作業に関しましてご興味がございましたら、IIMヒューマン・ソリューション営業担当までお問い合わせください。

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