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RPA推進のノウハウ 6月号
―RPAツール/製品のあれこれ―

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■ RPAツール/製品のあれこれ ■

以下の内容は、WinActorの FAQページ でもご確認いただけます。

WinActor Ver7.4.0機能説明【第一弾】

新バージョンのWinActor Ver7.4.0がリリースされました。
新機能や追加機能などユーザーの方に役立つ機能が多くある中で、第一弾は以下の機能をピックアップしてご紹介します!

● 新たなブラウザ拡張機能

以前のバージョンではChrome、Firefox、Edgeのブラウザ操作をする際、WebDriverを介して操作を行っていましたが、新ブラウザ拡張機能を適用することで、WebDriverを使用せず起動済みのブラウザ操作が可能になりました。

【注意事項】

  • 新ブラウザ拡張機能でシナリオを実行する際は、実行前に手動でWebサイトを立ちあげておく必要があります。
    (認証処理を済ませておくことにより、シナリオに認証情報を記述すること無く、Webサイトの操作が可能になります)
  • 従来通りのWebDriverによるブラウザ操作を行う事も可能です。

【各ブラウザの設定】

ブラウザ種別ごとに拡張機能で操作するか、WebDriverで操作するかを選択できます。
ツール>オプション>ブラウザにてWebDriverまたは拡張機能を選択することができます。

各ブラウザの設定

【各シナリオの設定】

本機能は、シナリオファイルごとにブラウザ操作方式を設定することができます。
Ver6やVer7.3.1以前のWinActorで作成したシナリオを読み込んだ場合、シナリオ情報>その他>「ブラウザの操作にWebDriverを利用する」のチェックボックスがデフォルトでONになります。

各シナリオの設定

● 自動記録時の操作対象の自動切り替え

Ver7.3.1以前のバージョンでは複数のウィンドウ・アプリケーションに対して自動記録をしたい場合、各ブラウザ、アプリケーションごとに操作の記録を行っていましたが、今バージョンにて複数のウィンドウを行き来するような操作を記録したい場合、WinActorで対象アプリケーションを選択せずにウィンドウ・アプリケーション間をまたいで記録を続けることができるようになりました。

新記録モードである[自動切り替え] を選択し、記録開始ボタンをクリックすることで本機能を利用できます。

自動記録時の操作対象の自動切り替え

※各ブラウザの自動記録をご利用いただくためには、ブラウザへ新しい拡張機能のインストールが必要です。

● オンラインアップデート機能

前回WinActorの本体、WebDriver、及びライブラリをオンラインで更新できるオンラインアップデート機能をご紹介し、Microsoft Edge用のWebDriverは自動アップデートができなくなっているとご紹介しましたが、今バージョンにてオンラインアップデートが可能となりました。

※「オンラインアップデート機能」の詳細については前回の記事をご確認ください。
https://www.iimhs.co.jp/columns/2022/05/case043.html


新しいバージョンのWinActor機能をぜひご活用ください!




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