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RPA推進のノウハウ 5月号 ーRPAツール/製品のあれこれー

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■ RPAツール/製品のあれこれ ■

以下の内容は、WinActorの FAQページ でもご確認いただけます。

● WinActor便利機能を使いこなそう!

WinActorの新バージョン7では、シナリオを作成していく中で便利機能がいくつか追加されています。その中から今回は以下の2つをご紹介します。

  • シナリオ雛型作成機能
  • オンラインアップデート機能

● シナリオ雛型作成機能

シナリオ雛型作成機能は、予め自動化したい操作をExcelまたはCSVに記述して「シナリオ雛型ファイル」を作成、そのファイルをWinActorで読み込むとシナリオに変換することができるという便利な機能です。

シナリオ雛形ファイルは、ファイルにノード毎の設定を1行ごと記載したものになります。例えばシナリオの標準的な流れを事前に雛形ファイルに記述しておき、シナリオ作成時に読み込ませることで、大まかな標準的シナリオが作成され、あとは細部の動作を作りこむだけになり、シナリオ作成の作業効率を上げることができます。
※詳細は製品同梱の「操作マニュアル」(WinActor_Operation_Manual)内(1.18 シナリオ雛型作成機能)および「シナリオ雛型ファイル」(WinActor_Scenario_Template_File)を参照してください。

  1. 自動化したい内容をExcelで下記のようにシナリオ雛形ファイルに作成します。


  2. WinActorに変換すると下記のようになります。赤い部分はエラー表記です。


● オンラインアップデート機能

WinActorの本体、WebDriver、及びライブラリをオンラインで更新できるようになりました。ユーザーが自身でWinActorやWebDriverの更新モジュールを準備する必要はなくなり、自動または更新画面を操作することにより更新できるようになります。

WebDriverはブラウザを使用する際に必要なファイルです。今まではWebDriverの取得、更新を手動で行わなければならず手間がかかっていましたが、この機能を使うことによって容易にアップデートすることができます。
※Microsoft Edge用のWebDriverバージョン94以降の自動アップデートが現在は使用不能になっているため、手動でのアップデートをお願い致します。

WinActorのバージョンアップについては、現状では下記バージョンをご使用のユーザーのみ、オンラインアップデート機能を使っての自動アップデートをすることが可能です。

ダウンロード可能ユーザー ダウンロードできるインストーラー
WinActor Ver.7.3.0を利用中のユーザー WinActor Ver7.3.1
WinActor Ver.6.3.1の標準ユーザー版を利用し、WinActor Brain Cloud Library (クラウドライブラリ)にユーザー登録をしているユーザー WinActor Ver6.3.2

また、自動アップデートの細かい設定は下記の部分で「手動・自動・更新をしない」と設定することができます。
※WinActorをタスクスケジューラーで実行する場合は、自動更新に設定していても自動アップデートすることはできないので注意してください。


ご紹介した便利機能を活用して、より上手にWinActorをご利用ください!




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