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基本的にWinActorは、1台のPCで複数のシナリオを同時に実行することができません。
WinActorが自動操作を行っている最中は、WinActorがPCを占有するとお考えください。そのため、WinActorによる自動操作中に人がPCを操作してしまうと誤操作、誤投入の原因となります。
並列実行を行うためには、PCを複数台ご準備いただくことになります。(更新日:2019年5月9日)
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現在、ディスプレイのテキストサイズの変更に追随できない仕様となっております。
ディスプレイのカスタマイズ画面でサイズを100%に変更してから、WinActorを再立上げしてください。(更新日:2019年5月9日)
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可能です。
画像マッチングやエミュレーションモードの操作はできますが、IEモードやイベントモードは使用できません。但し仮想環境では、容量の問題、操作の制限など、制約がかかっていることがあるため、事前に試用版にて充分確認をしてください。
(更新日:2019年5月9日)
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Internet Explorer(IE)では、複数の方法が用意されています。(表の値取得、文字列取得、HTMLソースから取得など)
他に画像マッチングで人が操作するように、該当データをクリックして取得する方法もあります。(更新日:2019年5月9日)
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エミュレーションモードという機能で記録することができます。
(更新日:2019年5月9日)
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有償版では、作成・保存できるシナリオの数に制限はございません。
(更新日:2019年5月9日)
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画像マッチング機能を使用し、画像を判断しての操作(ボタン押下、コメントの記入など)は可能です。他にキーボード操作を記録させるエミュレーション機能でご対応いただけます。
(更新日:2019年5月9日)
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変換ツールはございません。
(更新日:2019年5月9日)
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ライブラリに「曜日判定」がございます。検索したい日付を入力(あるいは変数設定)すると、曜日を判断することが可能です。
国民の休日などは事前にテーブルを作成する等の対応が必要になります。(更新日:2019年5月9日)
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シナリオ作成後の運用方法(メンテナンス)や管理方法により変動します。
作業内容の変更などで変数も修正する必要があれば、前者が良いかと思いますし、変数自体を一括管理する場合は後者が良いと思います。(更新日:2019年5月9日)
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シナリオの長さや実行PCの環境にもよりますので、一概にはお答えできませんが、バックグラウンドで実行ができないため、実行スピードによってエラーが発生しそうな場合、WinActorのメイン画面上のプルダウンの「+0 ~ +10」を選択することで、実行速度を調整したり、待機ノードを入れることで対応可能です。
(更新日:2019年5月9日)
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シナリオのソース全体を確認する機能はございません。
なお、ノード毎のスクリプトの閲覧は可能です。(更新日:2019年5月9日)
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シナリオを画像として出力し、ExcelやWordなどに直接貼り付けることで全体を印刷することが可能です。
(更新日:2019年5月9日)
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分岐処理機能をご利用いただき、、Aウィンドウが表示されていればOKを押下、無ければBウィンドウの処理に移る、という分岐処理を設定することが可能です。
(更新日:2019年5月9日)
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ライブラリの中の「シナリオGoTo」機能を使うことでシナリオの呼び出しが可能です。
(更新日:2019年5月9日)
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グループ一斉オープンの機能はありません。
フローチャート画面で[検索]を行った場合、検索対象となったノードを含むグループは自動的に開かれます。(更新日:2019年5月9日)
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ライブラリ「ファイル一覧(ファイル名)取得」のスクリプトタブにて
『SetUMSVariable $ファイル名$, objItem.path』となっている箇所を
『SetUMSVariable $ファイル名$, objItem.name』に変更することでファイル名を取得出来ます。(更新日:2019年5月9日)
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「文字列の連結」を使用することで、ファイル名と作業日を組み合わせ、それを新たに変数「ファイル名」と設定することで、可能です。
さらに、日付取得や、それに付随する日付計算を「文字列の連結」で繋げていくことで、YYYYMMDD-YYYYMMDDも設定できます。(更新日:2019年5月9日)
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作成時に製品版でインプットデータを指定する必要がございます。
なお、シナリオの中にインプットボックスを設けて、作業対象ファイルを指定することで実行時に指定することもできます。(更新日:2019年5月9日)
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- 「日時取得」ノードを設定します。フォーマットタイプを”時間のみ”と設定します。
- 「文字列を前後に分割」ノードを設定します。区切り文字は”:”(半角コロン)を設定します。
- 「分岐グループ」に下記条件を設定します。(②で前に設定した変数)>(値⇒12)
(更新日:2019年5月9日)
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【追加方法】
条件式ウィンドウの階層表示列のAND/OR/NOTを選択し、ウィンドウ上部の「AND/OR/NOT追加」ボタンを押下して頂ければ、条件の追加ができます。【変更方法】
条件式ウィンドウの階層表示列のAND/OR/NOTを選択し、右クリックでAND/OR/NOTの変更ができます。(更新日:2019年5月9日)
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WinActorのフル機能版で使える「ユーザーライブラリ」というノードがあります。(評価ライセンス版では使えません)
作成したシナリオの一部をユーザライブラリとして保存しておき、他のシナリオ作成時に保存していたユーザライブラリを再利用することができます。(詳細は WinActor 操作マニュアル - 6.9 ユーザライブラリのノード をご参照ください)
評価ライセンス版で、ほかのシナリオで使っている部品を使うには元のシナリオを開いて新しい名前で保存した後に追加・修正していくか、下記の方法でシナリオ全体またはサブルーチングループをインポートする方法があります。
【シナリオ/サブルーチンのインポート手順】
- インポート元となるシナリオで、必要なノードをサブルーチン化します。
※サブルーチン化…ノードをグループに入れる→グループを選択して右クリック→サブルーチン化 を選択
※シナリオ全体をインポートする場合は、本手順は必要ありません。 - 新しいシナリオのメイン画面で、ファイル – インポート – シナリオ を選択します。
- 「開く」画面でインポート元となるシナリオを選択します。
- 「シナリオインポート」画面で必要なシナリオ/サブルーチンを選択し、OKボタンを押下します。
(更新日:2019年5月9日)
- インポート元となるシナリオで、必要なノードをサブルーチン化します。
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申し訳ございませんが、バックアップファイルを作成されないようにする設定は、現在ございません。
大変お手数をお掛け致しますが、バックアップファイルが不要な場合は手動での消去をお願いいたします。(更新日:2019年5月9日)
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エミュレーション機能の「PrintScreen」ボタン押下の処理を挟んでいただくことで、スクリーンショットを行うことができます。
上記ノードのみでは、クリップボードに保存されている状態のため、Excel等に貼り付ける処理を追加して頂くことで、スクリーンショットの保存が可能です。
また、ライブラリの「画面キャプチャ(指定画面)」で、指定画面のスクリーンショットを取得することも可能です。(更新日:2019年5月9日)
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WinActorが最小化した場合は下記の手順で再表示することが可能です。
- 画面右下の「▲」をクリック
- WinActorのアイコンをダブルクリック
※なお、アイコンをドラッグ&ドロップすることで、タスクバーに移動することも可能です。
(更新日:2019年5月9日)
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WinActorの四則演算ノードでは、小数を計算要素に使用することはできません
(例:2 + 0.3 =)。また、計算結果が小数を含む場合、小数点以下の値は切り捨てられてしまいます
(例:10 ÷ 4 = 2.5 → 2)。ただし変数へ、小数を”文字列”として格納する事は可能ですので、例えば計算自体をエクセル等で実行し、その計算結果を変数に格納することで対応可能です。
(更新日:2019年5月9日)
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WinActorウィンドウ最小化のライブラリはありますが、シナリオ自体をバックグラウンドで動作させる事はできません。
(更新日:2019年5月9日)
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可能ですが、常にフォルダを監視するのであれば、WinActorを実行し続ける必要がございます。
WinActorではシナリオの並行実行ができませんので、他のシナリオを実行することができなくなります。(更新日:2019年5月9日)
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Windows標準のタスクスケジューラを利用して、WinActorを定期的に実行することができます。
(更新日:2019年5月9日)
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WinActorノードタブの「待機ボックス」が使えます。シナリオの任意の場所に入れて実行すると、その場所で一時停止できるので、その時点の変数一覧を参照できます。待機ボックスをメッセージボックスとして変数等を表示させることもできます。
下記のショートカットキーも使用可能です。
Ctrl + Alt + U → 停止/Ctrl + Alt + M → 一時停止/Ctrl + Alt + S → ループ完了後一時停止(データ一覧使用時)(更新日:2019年5月9日)
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画像マッチングのマッチ率を下げることにより、対応できる場合があります。
また、それぞれを画像マッチングで判断し、分岐処理でどちらも同じ処理へ進むようにすれば可能です。
(更新日:2019年5月9日)
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「画像マッチング」は、ご認識の通りモニター画面に現在表示されている画像から、事前に「画像マッチング」で取り込まれた画像(マッチング画像)を、WinActorが探し出す機能になります。
このため、クリックの対象箇所が表示されていない場合は、スクロールさせるノードを挿入し、対象画面を表示させる必要があります。これは「エミュレーション」にてご対応可能です。
例えば対象箇所が2ページ下方である場合、「PageDown」を二回分挿入することで、対象画像を表示することが可能です。(更新日:2019年5月9日)
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WinActorでスプレッドシートを操作してExcelにデータを貼りつけることは可能です。ただしスプレッドシート上ではExcel用のノードは使用できないので、エミュレーションや画像マッチングで対応します。
またデータのダウンロード操作も可能です。(更新日:2019年5月9日)
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例外処理機能をご利用いただくことで、イレギュラーケースが発生した場合は、メールを送付するなどの対応を設定いただけます。
(更新日:2019年5月9日)
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ライブラリのセル指定箇所では%変数名%の指定がご利用頂けません。
対策ですが、ライブラリのセル位置には変数名"セル位置"を指定しておき、直前の「変数値設定」にて"A%カウント%"を設定することで対応できます。(更新日:2019年5月9日)
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【複数行の一括削除】(※連続する行の削除を前提としてお答えします。)
- ノード設定時、削除行に「:」半角コロンを使用して設定を行ってください。
例)1行から4行目を削除する場合 値⇒1:4
【シートの削除】
- 複数ノードを組み合わせることで対応可能です。
- ライブラリ「Excel操作(シート選択:シート名)」を使用して、削除対象シートを選択します。
- エミュレーションで下記キー操作を登録します。
「Alt」+「E」+「L」(Alt + Eを先に押して下さい)
※シート削除のショートカットキーです。
また別の対応策として、WinActor公式サイトで公開されている『シート削除のプチライブラリ』を使用する方法があります。
https://winactor.biz/library/2018/11/09_416.html(更新日:2019年5月9日)
- ノード設定時、削除行に「:」半角コロンを使用して設定を行ってください。
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変数一覧のコメント欄にsecretと記入することでマスクすることが可能です。
(更新日:2019年5月9日)
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以下のいずれかの方法でExcelやメモ帳にログを書き込むことができます。
- WinActorの設定にあるオプションから「実行ログを常に出力する」にチェックを入れ、出力先を指定
- ライブラリ内の「ログ記録」
(更新日:2019年5月9日)
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例外処理機能(エラー発生時に特定の動作を行う機能)にて、指定した動作(ポップアップの表示、メール送付)などを行えます。
(更新日:2019年5月9日)
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WEBサイトのセッションを維持するための直接の機能やライブラリ等はございませんので、手作業でセッションを維持する操作を再現する必要がございます。
そのための方法としてWEBシステムのデザイン変更など見た目の変化に影響を受けにくい「エミュレーション」で[F5]キーを押下する操作(更新)をお勧め致します。
(更新日:2019年5月9日)
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特にウェブやオンライン画面では、テスト環境やテストデータが簡単に用意できないケースがあります。
お客様の中には以下のように実施されているところもございます。御社の環境と異なるかもしれませんが、列挙させていただきます。
- 本番環境でテストを行う。更新したデータはテスト後、元に戻す。
そのため一度にたくさんの更新をテストせず、シナリオの一部分ずつを実施して戻す。 - テスト環境があるが、本番用と一部異なる場合は、まずテスト環境で全てテストする。
後で本番との差分だけを本番環境でテストする。 - いずれも関係者へ通知しておき、決めた時間に、可能な限りテストデータと分かる形で行う。(データ名称等)
(更新日:2019年5月9日)
- 本番環境でテストを行う。更新したデータはテスト後、元に戻す。
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業務処理において個人や個別のグループが使用するログインIDやパスワードをロボットが自動処理(シナリオ内)で使う必要があります。
下図のように、通常WinActorではIDやパスワードは「変数」として使用し、変数一覧において「初期値」をマスキングして設定します。設定後は解読ができず、「マスク」のチェックを外しても内容が消えてしまいます。
ただ、運用保守の面において定期的なパスワード変更が必要な場合は、シナリオを直接更新しなければなりません。
(更新日:2022年11月29日)
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業務処理において個人や個別のグループが使用するログインIDやパスワードを含め、メールアドレスや電話番号、所属情報といった個人情報などは「外部ファイル」へ保存して利用するのもRPAでは一般的です。例えばファイル自体をパスワード付きで保存し、シナリオではマスキングした変数を使って「書き込み」や「読み込み」を行う方法です。シナリオ内に各種情報を持つ必要がないので効果的です。
下図はExcelライブラリのプロパティ例ですが、「読み取りPW」を設定して処理します。
また運用保守の面において、このように外部ファイルにして利用すると、内容の更新が外部ファイル上だけでできるため、シナリオを直す必要がなく効率的です。
(更新日:2022年11月29日)
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WinActorでは変数内の文字列を「暗号化」や「復合化」する部品(ライブラリ)があります。この方法も解読困難ですのでいろいろ活用することができます。
下図は「暗号化」のプロパティ例です。設定により「変数一覧」上の表示も内容が分からなくなります。
例えば「暗号化」自体は予め別のシナリオで行っておき、業務用シナリオでは、そのデータを「復合化」して読み込み、処理を行うというようにすることができます。
但し注意点は、復合化して処理した後はすぐに内容をクリアするか、再度暗号化するなどしておかないと、エラーで一時停止時などに内容が見えてしまいます。コントロールや作り方などに少々手間や工夫が必要です。
(更新日:2022年11月29日)
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WinActorでは「シナリオ情報」画面の「パスワード」タブでシナリオ自体のパスワード設定をすることができます。
「編集パスワード」「閲覧パスワード」「実行パスワード」の3種類をそれぞれ組み合わせて設定できます。下図はその設定画面です。これにより、編集、閲覧、実行におけるセキュリティリスクが回避でき、シナリオ内に定義されている各種情報や実行結果の内容を保護することが可能です。
シナリオの開発や改修、運用が社内の限られた人だけに限定されているとか、体制上や環境上でセキュリティ対策が別途とられている場合は利用されていないかもしれません。
(更新日:2022年11月29日)