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スクラムで課題解決やってみた

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弊社IIMヒューマン・ソリューションのエンジニアが発信するブログです。
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2025年01月06日

スクラムで課題解決やってみた

スクラム開発(Scrum)とは、アジャイル手法のひとつです。
少人数のチームに分かれ、短期間の開発サイクルをくり返し行うフレームワークとされています。
※そもそもはソフトウェア開発手法として広まったものですが、今では多くの組織に転用されています。

私が所属するチームでは、2024年4月からスクラム活動(っぽいこと)を開始しました。
ただ、そのときはスクラムマスターのみが外部の研修を受けてスクラムを理解している状況で、私も含めほかのメンバーは各役割も各イベントも何も知らない状態でした。
そのためチームはうまく回らず、結局「Daily Scrum」という名前のつく夕会だけが残る状態となり、スクラムの良さはまったく活かされないままでした。

2024年12月初頭、1か月を切ったプロジェクトにて、残りの時間でできる限り多くの課題を解決しなければならないという事態が発生しました。ここで改めてスクラムチームを始動させました。

そのときは、前回と同じスクラムマスターに加え、外部研修を経てスクラムの立ち回り方を学んだ私、そしてスクラム未経験のメンバー3名というチームでした。
最初にしたことは、メンバーに各役割と各イベントを理解してもらうこと。この点を一番重視しました。スクラム未経験メンバーが理解できるまで何度も振り返り、確実に意義がわかった状態でスクラムを進めていきました。

結果、1か月のみの活動でしたが、スクラム未経験メンバーも立ち回り方をバッチリ理解し、全員がポジティブに課題解決に取り組むことができました。もちろん課題についても期限内に解決できました。

スクラムは良いところに焦点が当たりがちですが、良いところを引き出すためには、チーム全員が意義を理解していることが大切です。

スクラムを取り入れる際には、以下の点に注意することをおすすめします。

  • メンバーは5名が最適 ※6名以上だと目が届かなくなってしまう
  • 参加メンバーに各役割と各イベントの内容を確実に理解させる

スクラムは「型通りにやること」ではなく、「チーム全員で価値を最大化すること」が本質です。小さく始めても、正しく理解しながら進めれば、短期間でもチームは驚くほど強くなれます。これからスクラムを始める方の参考になれば幸いです。

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