弊社IIMヒューマン・ソリューションのエンジニアが発信するブログです。
最新の技術トレンドや便利な開発ツール、仕事の考え方などをご紹介します。
今回は、RPA（ロボティックプロセスオートメーション）の処理フロー作成における効率的なエラー対応方法についてご紹介します。
RPAの処理中に予期せぬエラーが発生することは避けられませんが、事前にエラー対応をフロー内に組み込むことで、多くの手間を省くことができます。
具体的なエラー対応例
以下、実際の業務で役立つ2つのエラー対応例を挙げます。
1. ゼロ埋め処理の自動化
- 状況：
お客様コードや口座番号など、特定の桁数で0が先頭にくるデータをExcelから取得し、システム上で使用する際の問題。 - 問題点：
Excelの表示形式によっては、データの先頭の0が消失することがあります。 - 解決策：
ゼロ埋め処理を自動的に行うことで、桁数不足によるエラーを未然に防ぐことが可能です。
2. エラー発生時のデータ登録処理の継続
- 状況：
Excelからシステムへの複数件データ登録時にエラーが発生する場合。 - 問題点：
エラーが発生した箇所でプロセスが停止し、残りのデータが登録されません。 - 解決策：
エラー発生時、対象データのエラー内容をExcelに記載し、次のデータ登録を継続する。これにより、一回の実行で可能な限り多くのデータ登録を完了させることができます。また、後でエラー原因の究明に役立ちます。
サポートの提供
RPAによる業務自動化フロー作成においてお困りの点があれば、私たちがヒアリングを通じて最適な解決策を提案させていただきます。エラー対応の効率化は、RPA導入の成功に不可欠な要素です。どんな小さな疑問でも、IHSまでお気軽にお問い合わせください。
引き続きIIMヒューマン・ソリューションをよろしくお願いいたします！
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