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ランサムウェアの脅威と実践的な対策

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弊社IIMヒューマン・ソリューションのエンジニアが発信するブログです。
最新の技術トレンドや便利な開発ツール、仕事の考え方などをご紹介します。

2023年07月31日

今回は、ランサムウェア対策についてご紹介いたします。

ランサムウェアの猛威は収まる事を知らず、被害は年々増え続けています。つい先日も大手のITベンダーが被害にあったニュースがあり、衝撃を受けました。ランサムウェア対策ソリューションはたくさんありますが完璧なものはなく、感染の可能性を低くする事しかできないので致し方ないのなのかなと感じます。
ランサムウェア対策は、調べればもっと詳しい情報が出てきますが、今回は私が思う対策をいくつか記載させていただきます。

感染しないための対策

・OSやソフトウェアを最新バージョンにする

言うまでもないかと思いますが、感染経路の上位にはVPNの脆弱性を突いた侵入があります。

クライアントPCやサーバーのセキュリティパッチは毎月適用する方は多いと思いますが、ネットワーク機器の脆弱性対応をこまめに追随するのって難しいですよね…

・感染訓練や啓蒙活動を実施する

セキュリティ教育を定期的に実施している企業様は多いですが、感染模擬訓練まで実施する企業様は少なく、ここまで行うのはなかなか大変な印象があります。

でも、抜き打ち訓練を行う事で社員様のセキュリティ対策意識が高まり、本当に感染した時に混乱することなくどう行動すれば良いかを考えやすくなることにつながるのではないかと考えます。

感染してしまった場合の対策

・バックアップとランサムウェア対策データ隔離は別で考える

バックアップを取っていたとしても、バックアップデータが感染していれば意味がありません。また古過ぎるバックアップデータでは復旧しても使い物になりません。

ここがとても難しいところになりますが、何日前のデータであれば活用できるかを検討し、ランサムウェア潜伏期間を超える範囲であればその周期でバックアップを取得し、通常のバックアップとは別の仕組みで隔離する、またはランサムウェア潜伏期間より短ければそのシステムだけ特別な対策、監視を行う、といった対策が効果的と考えます。

特別対応の対象を少なくする事で、日々の監視の緊張感を保ちつつランサム対策へのコスト最適化も出来るのではないかと考えます。

以上、引き続きIIMヒューマン・ソリューションをよろしくお願いいたします。

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