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Amazon FSx for NetApp ONTAPの導入検証をしてみた感想

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弊社IIMヒューマン・ソリューションのエンジニアが発信するブログです。
最新の技術トレンドや便利な開発ツール、仕事の考え方などをご紹介します。

今回は「Amazon FSx for NetApp ONTAPの導入検証をしてみた感想」をご案内します。

お客様から最近、ストレージ配置データの脱物理環境、災害対策、統合化をしたいというご要望をよくいただきます。そんな時はFSx for NetApp ONTAPがとても優秀です。

優秀な点はたくさんありますが、導入検証を行ってみて私が特におすすめしたい点を2点ご紹介いたします。

① 初期設定がとても簡単

オンプレのONTAP設計や構築は、ディスクやAggregate設定、ネットワーク設定、SVM(Storage Virtual Machine)設定など、設定箇所が多くて大変です。また頻繁に構築するものではないため、設定のたびにマニュアルを読み解きながら手探りで時間がかかることが多いかと思います。FSxディスクやネットワーク設定がほとんどなく、設定が完了したか不安になるぐらい設定箇所が少ないんです!

SSDの容量など後から縮小変更出来ない注意点はありますが、設定ウィザードは画面1個分であり設定は15分ほどで完了します。(その後デプロイに2~3時間かかりますが待つだけです。)

② VMCの外部ストレージとして利用可能で、かつ相性抜群

ほぼvSAN1択の環境であるVMC(VMware Cloud on AWS)でNFS(Network File System)データストアとして使えるため、VMCをご利用されている方にとっては嬉しい機能かと思います。
これによって、CPUやメモリリソースが余っているが、vSAN容量が足りずESXiを追加せざるを得ないような状況を改善できます。

また、オンプレNetAppとのSnapMirrorレプリケーション連携により、大容量データを手間をかけずに共有することも可能です!レプリケーションされたボリュームはRW(参照更新可能)にタイプ変更すればそのままVMCで利用可能です。よって、どのようにしてvSAN上へボリュームデータを移行するかを考えなくて良いんです…!

性能面は時間の都合上検証できませんでしたが、ハイブリッドやマルチクラウド環境を物理ストレージを保有せずとも構成できる日が来るんだろうなぁ、と思うこの頃です。

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