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2024年11月01日
今回はRed Hat社が開発・サポートしている「Ansible」の活用例について投稿いたします。
AnsibleはオープンソースのIT自動化ツールで、サーバー設定管理やアプリケーションのデプロイなどに役立ちます。
ここでは、具体的な活用例を一部ご紹介します。
サーバーの設定管理
Ansibleを使うと、サーバーの初期セットアップを簡単に自動化できます。
例えば、下記のようなプレイブックを使用して、新規サーバーに必要なパッケージをインストールします。
- hosts: all
become: yes
tasks:
- apt:
update_cache: yes
upgrade: dist
- apt:
name: "{{ item }}"
state: present
with_items:
- git
- nginx
- python3-pip
アプリケーションのデプロイ
CI/CDパイプラインにAnsibleを組み込むことで、Djangoアプリケーションのデプロイが効率化されます。
以下のプレイブックは、コードの取得、依存関係のインストール、およびDBマイグレーションを自動化します。
- hosts: webservers
become: yes
tasks:
- git:
repo: 'https://github.com/your-repo/django-app.git'
dest: /var/www/django-app
- pip:
requirements: /var/www/django-app/requirements.txt
- command: python /var/www/django-app/manage.py migrate
設定の標準化
Ansibleの変数機能を活用して、複数環境間での設定を標準化し、一貫性を保つことができます。
Ansibleは使い方次第で日々の運用業務を効率化し、システム管理をスケーラブルかつ信頼性の高いものにできます。
ぜひ関連業務にお役立てください。
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