弊社IIMヒューマン・ソリューションのエンジニアが発信するブログです。
最新の技術トレンドや便利な開発ツール、仕事の考え方などをご紹介します。
「ペイント」というツールをご存じでしょうか？
ペイントはWindowsに標準搭載されている最もシンプルな画像編集ツールです。
私は操作手順書に必要な画像を作成するときに毎回使っています。
そのペイントですが、Windows11版でひっそりと新機能2つが追加されました。今回はそれをご紹介します。
新機能１：レイヤー
1つ目は"レイヤー"機能です。
Adobe PhotoshopやGIMPといった本格的な画像編集・加工ソフトではお馴染みの機能で、画像をいくつかの層で分けて作成し、それらを重ね合わせて表示することができます。アニメのセル画がイメージしやすいと思います。
レイヤーを追加したりコピーできることはもちろん、順番を入れ替えたり、レイヤー単位で一時的な非表示や削除もできるようになっています。
使い方はツールバー右端に新設された「レイヤー」ボタンをクリックするだけ。
複数の画面キャプチャをまとめた画像を作ったり、たくさんの赤枠を付けたりする際に、後からでも簡単に修正が出来ます。
ただし、"レイヤー"機能を保持したままの保存は出来ないのでその点はご注意ください。
新機能２：背景の削除
2つ目は"背景の削除"機能です。
画像の背景に当たる部分を自動で認識して削除するもので、削除した個所は『透明』になり"市松模様"で表示されます。
また、矩形選択を使って背景を除去したい範囲を指定することも可能です。
使い方はこちらもツールバーに新設された［背景の削除］ボタンを押すだけ。
レイヤー機能と合わせれば、画像の合成も簡単に行えます。
紹介しました2つの機能、Windows11の新しいバージョン（11.2308.18.0以降）のペイントであれば無料で、しかも簡単に使えますのでぜひお試しください。
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