サーバーエンジニアの未来：変化とAIの活用

今回は、サーバーエンジニアの今後（未来）について投稿いたします。

私が築いてきたキャリアの分類はサーバーエンジニアなんですが、最近如実に対応案件や業務に変化を感じているため、このテーマについて書くこととしました。

サーバーエンジニアに求められるスキルの大きな変化点としては、知っておかなければならない知識量が昔と比べてものすごい増えています。

過去から現在に遡って、サーバーエンジニアのキャリアに求められる知識を以下に整理しましたのでご確認ください。

　二十年前：ハードウェア+OS+ミドルウェア
　十数年前：ハードウェア+ハイパーバイザ+ストレージ+OS+ミドルウェア
　数年前：クラウドサービス+ローコード開発+ハイパーバイザ+ネットワーク+ストレージ+OS+ミドルウェア

数年前から現在にいたるまで覚えるべき知識範囲が浅く広くなっているものの、今新卒でインフラ系サーバーエンジニアとして配属される人は大変だと思います。

今後の市場トレンドの見立ては、SaaSやFaaSといったサーバーレスが進んでいく中でハイパーバイザーやOSの管理がクラウドサービス提供者に集中されていき今後は今まで以上の変化が発生してくるのではないかと考えます。

これからのサーバーエンジニアはオンプレ知識に加えクラウド知識をもの凄く広く習得し、企業様にとって最善なシステムを提案していかなければならなくなるでしょう。

個人的にはあと20年以上エンジニアとして活動していく予定なのですが、これだけ大きな早い変化が市場に起きていることを考えると、その変化についていけず途中で脱落するのではないか？と心配になります。

サーバーエンジニアにとってもChatGPTをはじめとする生成AIの登場は歓迎すべきと思っています。サーバー関連製品の知識を覚え経験するのには限度があるため、知識の習得や業務スピードを上げる手段として、AIをいかに活用するかが今後のエンジニアに必要な事だと考えます。

弊社IIMヒューマン・ソリューションは、AIソリューションを活用しお客様の経営課題解決を実現していく所存です。いつかはAIが経営を担う時代が来て、人間の能力が更に磨かれる事になるのでは？と想像してしまいます。

以上、引き続きIIMヒューマン・ソリューションをよろしくお願いいたします。