Copilot でできること｜できないこと

■Microsoft Copilot（無料）

Bing、Edge、Windowsに組み込まれており、誰でも無料で利用可能です。

• Copilot in Bing / Edge：チャット形式での質問応答、文章作成、情報調査、画像生成などを行えます。
• Copilot in Windows：Windows11上で、アプリ起動や明るさ調整などの操作支援や簡単な文章作成などを行えます。

■Microsoft Copilot Pro（個人向け/有料）

無料版Copilotの機能を強化し、Word、Excel、Outlook、PowerPointなどのMicrosoft 365アプリにCopilotを搭載した個人向けのサービスです。文章校正、データ分析、プレゼンテーション資料の作成などができます。

■Microsoft 365 Copilot（法人向け/有料）

Microsoft Copilot Proの機能に加え、企業・組織をサポートする拡張機能を備えた法人向けのサービスです。
Teams会議の議事録作成や、Microsoft 365 Copilot Chatを使った社内ドキュメントの検索、要約などができます。

■Power Platform Copilot

Power Apps、Power Automate、Power Pagesに搭載されたAIアシスタント機能です。自然言語での指示により、アプリ作成やフローの自動化、Webページの構築などを支援します。

■Microsoft Copilot Studio

従来のPower Virtual Agentsをベースにした、独自のAIチャットボットをノーコード／ローコードで構築できる開発ツールです。TeamsやWebサイトに展開し、社内ヘルプデスクなどに活用できます。

■GitHub Copilot

プログラミング作業をサポートする開発者向けのCopilot。コードの補完や関数提案、テストコードの生成などが行えます。

テーマに沿った文書の下書き作成、要点抽出やメールの返信文案の提案などができます。

Bing／EdgeのCopilotを使い、情報検索、要約、画像生成などが可能で調べ物の効率化に役立ちます。

簡単なコードの生成や修正提案などが行えます。

アプリ起動、明るさ調整、スクリーンショットの実行などの操作支援ができます。

資料の下書き作成、既存文書の要約、文体の調整や箇条書き化、画像の自動生成・挿入などができます。

Excelの表データをもとに、自然言語での指示でグラフ化、傾向分析、関数提案などができます。

会議中や会議終了後に、要点や決定事項を自動でまとめます。

SharePoint、Outlook、OneDriveなどに保存された社内情報から、必要なデータを抽出・活用できます。

Copilotは誤った情報や古い情報を含む可能性があります。重要な判断を行う際は、人の目による確認、検証が必要です。（または、確認、検証をしてください）

Copilotの使用により、社外への情報漏洩や誤使用のリスクはゼロではありません。社内ポリシーに従い、機密情報の入力には注意が必要です。

すべてのアプリで利用できるわけではありません。

Microsoft 365以外のアプリケーションや、社内で使っている独自ツールには非対応の場合があります。事前に対応範囲や利用可能なアプリケーションを確認することが大切です。

Copilot を最大限に活用するためには、基本的な使い方の理解だけでなく、業務に即した使いこなしが重要です。

弊社では、「Copilotとは何か？」から「具体的な活用方法」までを分かりやすくお伝えするセミナー形式の研修をご提供しています。
研修内容は、お客様のご要望や利用シーンに合わせてカスタマイズ可能です。お気軽にご相談ください。

＜セミナー例＞

Copilot入門編

• 生成AIの基礎とMicrosoft 365 Copilotの概要
  • 生成AIが必要になっている背景
  • 生成AIの概要と注意点
  • 各種生成AIサービスとMicrosoft 365 Copilotの特徴
• Microsoft 365 Copilotの基礎
  • Microsoft Business Chatの使い方
  • プロンプトの作成のコツ
• Microsoft 365 Copilot実践演習（OutlookやOfficeを使用したCopilotの実践）

Copilot Studio や Power Automate などの Power Platform を活用し、業務の一部を自動化するサンプルフローを作成いたします。
「実際にどんな業務が自動化できるのか」をご体験いただくことで、導入後の活用イメージをより明確に描くことが可能です。
ご希望に応じて、お客様による内製開発のご支援（サポート）や継続的な改善支援も行っています。

• 開発形式：アジャイル開発を想定
• フロー構成：繰り返し処理を含む2～3回程度の処理、全体で30ステップ前後
• 対象ツール：Copilot Studio、Power Automate、Power Apps

【支援プロセスの流れ】
お客様との密なコミュニケーションを通じ、以下のプロセスに沿って段階的に開発・改善を支援します。

Copilot や Power Platform の活用は、「導入して終わり」ではなく、「継続的に業務へ定着させ、成果につなげる」ことが重要です。

弊社では、Power Platform を中心とした開発支援の豊富な実績を活かし、Copilot 活用との組み合わせによる効果的な改善・運用支援をご提供します。

【支援内容の例】

• Power Platform（Power Automate / Power Apps 等）の改善支援
  実際の運用状況をもとに、よりシンプルで効果的なフローへの再設計をサポートします。
• Copilotの活用提案（段階的アプローチ）
  まずはPower Platformと連携した活用からスタートし、段階的にCopilotの利活用を広げるご提案を行います。
• 業務部門との連携支援・利用定着のフォロー
  定例ミーティングや簡易トレーニングを通じて、業務部門での定着を支援します。
• 新しい業務フローの追加設計や活用範囲の拡大検討
  運用中に見えてくる課題や、他部門展開のご相談にも柔軟に対応可能です。