TeamsにAIを導入：
Power Virtual AgentsとMicrosoft Teamsの連携

大変長らくお待たせいたしました。
前回に続き、TeamsにAIを導入、第2弾「Power Virtual AgentsとMicrosoft Teamsの連携」についてご紹介します。

※2023/11/15にMicrosoft Power Virtual AgentsがMicrosoft Copilot Studioの一部に統合されました。
結果としてPower Virtual Agentsの名前は今後使用されず、Copilot Studioと呼ばれるようになりますが、前回投稿の都合上、Power Virtual Agents・Copilot Studio２つの言葉が混ざりますがどちらも同じものを指します。

本題に入る前に少し前回のおさらいをします。
★前回の投稿記事はこちら（「TeamsにAIを導入：安全かつ効果的な利用方法」）

TeamsにAIを導入するにあたり、弊社では以下ツールを利用します。
それぞれで連携させるための設定が必要になります。

• Microsoft Teams
• Microsoft Copilot Studio（Power Virtual Agents）
• AI Builder（Power Automateで使用）
• Azure OpenAI

ここからは、本題の「Power Virtual AgentsとMicrosoft Teamsの連携」の設定方法についてご案内します。
※２項目に分かれていますが、一連の流れで実施ください。

まずは、Power Virtual Agentsを作成します。

• ① https://powerva.microsoft.comにアクセス

• ② Microsoft Copilot Studioの作成画面が表示され、作成する国/リージョンを選択



• ③ Microsoft Copilot Studioポータル画面にアクセスできたら、「新しい Copilot」をクリック
• ④ Copilot作成画面が表示されるため、名前と言語を任意設定



• ⑤ 作成完了すると作成したCopilotが自動表示されるので、「設定＞チャネル＞Microsoft Teams＞Teamsを有効にする」をクリック

• 

• ⑥ 「設定＞セキュリティ＞認証」をクリック
• ⑦ 「TeamsとPower Appsのみ」にチェックを入れ「保存」をクリック、再度確認画面が表示されるので、「保存」をクリック



• ⑧ 「公開＞公開＞公開」をクリック

次に、Teamsと連携する準備が整ったので、実際にTeamsにPower Virtual Agentsを連携させます。

• ⑨ 「チャネル＞Microsoft Teams＞ボットを開く」をクリック



• ⑩ 「開く」をクリックするとTeamsにリダイレクトされ、作成したPower Virtual Agentsが表示されるので、「追加」をクリック
• ⑪ 何かしらのメッセージ（例：こんにちは）を入力し、応答があることを確認

以上でPower Virtual Agents と Microsoft Teamsの連携が完了です。

いかがでしたか？御社でもご活用いただけそうでしょうか？

次回は「Azure OpenAIのデプロイと構成」についてご紹介します。
投稿日は未定ですが、ぜひお楽しみに！