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Power Automateでのローコード活用

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弊社IIMヒューマン・ソリューションのエンジニアが発信するブログです。
最新の技術トレンドや便利な開発ツール、仕事の考え方などをご紹介します。

Power Automateでのローコード関数の活用

今回は、Power Automateでのローコード活用についてご紹介します。
Power Automateでは、ローコード関数をより効果的に利用するための方法がありますが、初期状態では一行で入力する必要があります。
例えば、以下のように記載します。    replace('<text>','<oldText>','<newText>')

単一関数と複合関数の扱い

1. 単一関数の入力

単一関数であれば上記のような入力方法でも問題ありません。しかし、複数の関数を組み合わせると、入力が複雑になります。

2. 複合関数の難しさ

関数を複数組み合わせる場合、一行での入力では読みにくく、組み立てにくい状況が生じることがあります。

実験的機能を活用したインデント入力

実験的機能の有効化

この問題を解決するために、Power Automateの「実験的な機能」を活用することが推奨されます。
以下の手順で有効化できます。

【実験的機能の有効化の手順】

  • Power Automateにサインインします。

  • 右上の歯車マークから「すべての Power Automate 設定を表示する」を選択します。
  • 「実験的な機能」をオンにし、保存します。
ChatGPT拡張機能の導入方法
図:Power Automateの「実験的な機能」をオンにする手順

インデント形式の利用

実験的な機能をオンにすると、以下のようにインデントを使った形式でローコード関数を記載できるようになります。    replace(
      '<text>',
      '<oldText>',
      '<newText>'
   )

注意点とヒント

実験的機能の扱い

この機能は「消滅する可能性がある」とされていますが、2023年9月現在は問題なく利用できます。

関数の全内容の目視と取り出し

「実験的な機能」をオフにした状態では、関数の全内容を目視することはできません。しかし、[Ctrl] + [A]で全選択し、コピーすることで内容を取り出すことができます。

まとめ

関数が組みにくい、または読みにくいと感じたら、この「実験的な機能」をぜひ利用してみてください。
Power Automateにおけるローコード活用をより効率的かつ効果的にするための一つの方法です。

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