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『Society5.0』とMicrosoft 365

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今回のコラムはSociety5.0実現へ向けたMicrosoft 365の活用について解説します。

Society5.0

Society5.0 という言葉をご存知でしょうか?

AIやロボット、自動運転技術などにより人間の生活や仕事をより広範囲に、新たな価値を生み出すことに集中することができる世界を指してSociety5.0とされています。詳しくは内閣府の公式資料で解説されています。
https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/(内閣府公式サイトより)

Society5.0の世界については、上記サイトにリンクされている未来社会の動画を見ることでイメージできると思います。
すでに実証実験が各分野で行われていて、いくつかは実現が目の前まできています。みなさんもニュースでご覧になったこともあるかもしれません。

Microsoft 365では

Microsoft 365はドローンによる配達や、車の自動運転はできませんが、「業務の自動化、効率化」についてはたくさんの機能が搭載されています。

Teamsの会議録画はAIが日本語を判別し、だれが発言したのかをかなり正確に録画してくれるので議事録の代わりになるでしょう。

PowerPointに画像を貼り付けた際に表示される「デザインアイデア」のデザインが進化しているのをご存知ですか。
世界中でより多く選択されているデザインや、配置した画像から推察して提案が変化するように進化しています。

Power PlatformのAI builderでは取集したアンケートの文章から感情を読み取り、アンケート内容を分類することができます。分類後のデータだけを抽出して内容を確認することもできるし、アンケート全体の傾向をPower BIレポートとして分析することもできます。(AI builderは有償機能です)

このようにMicrosoft 365には機能そのものの進化やAIを使った自動化が組み込まれています。

データ連携とデジタルフィードバック

私たち一般企業のデータ形式の多くは Excelファイルです。社内に多くのExcelファイルがあると思いますが、そのファイル群のほとんどは分断されていて、別のシステムでの再利用が想定されていないことが殆どです。

Society5.0では様々な場所にあるデータを連携、集約、再利用することで新たな価値を生み出す世界を目指しています。
Microsoftではこのデータの再利用をデータの循環と捉えて「デジタルフィードバック」と表現しています。

顧客データから得た知見を製造現場に活かす、途中で人の手でデータを加工する部分を自動化し、レポートとして出力、活用しようという流れをデジタルフィードバックとして定義しています。これもSociety5.0と捉えることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=Wrj8f6J7p5g(マイクロソフト公式YouTubeチャネルより)

データを接続可能にする

企業活動で発生する様々なデータを一か所に集めるのは難しいですが、徐々に別システムから利用可能な状態に移動することはできるでしょう。

例えば、ファイルサーバーからクラウドストレージにファイルの保存場所を移動することで、クラウドサービスからそのデータを再利用することが可能になります。

クラウドからデータが参照可能になることで、Power Automateの自動実行に利用したり、外出先からデータ登録できるアプリを作成したり、複数のExcelデータを参照したPower BI レポートで状況分析、判断を行うことができるでしょう。

複数のデータを接続可能にすることで当初の目的以外にもデータの再利用が可能になり新たな価値を創造することができます。

本記事のまとめ

Society5.0 と聞くと「政府が提唱する概念なので分かりづらい」と感じるかもしれませんが、「社内で点在したデータを再利用しやすい形で再編し、AIや自動化を活用して、ビジネス価値を生み出すための活動を継続する」と捉えて自社の活動に落とし込んでみてください。

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