■ RPAツール/製品のあれこれ ■
以下の内容は、WinActorの FAQページ でもご確認いただけます。
今回は新製品「WinActor Brain NaRuKami運用サポーター」(以下、NaRuKami運用サポーター)をご紹介します。当製品はチャットを介してWinActorと共同作業ができる便利なツールです。
● NaRuKami運用サポーター製品とは
NaRuKamiとは「なるべく紙を無くそう!」という意味から取った名前の製品です。WinActorでPCの定型作業を実行し、そのWinActorの作業をアシストする製品がNaRuKami運用サポーターとなっています。
RPAを導入して自動化をするに当たり、非定型業務ですと人による判断や手作業が発生する部分は自動化できず、結果一部のみしか自動化できないという事もあります。しかしこのNaRuKami運用サポーターを使用することで、自動化できない部分を解消することができる可能性があります!
● NaRuKami運用サポーターでできること
WinActor自動化に当たり、困っている事として下記のような例があります。
- ロボットが作成した資料の確認や承認処理等、人の判断が必要なため自動化範囲を狭めたシナリオを作成している。もしくは自動化を行わないようにしている。
- ロボットの処理確認等、都度ロボット端末を確認している。
- ワークフローでの決裁処理において、上司が通知に気付かず承認処理が遅れてしまう。
- ロボットからの通知を設定しているが、見逃してしまう。
- 業務の自動化のためRPAを導入したが、定型外のケースが発生すると処理が止まってしまう。
NaRuKami運用サポーターには、これらの課題を解消する機能があります。
機能①「チャットお知らせ機能」
- WinActorのシナリオに組み込むことで、チャットへの通知を簡単に行うことが可能。
- メッセージや画像をチャットへ送信可能。
- スヌーズ機能があり、一定期間継続してチャットへの通知を行うことが可能。
- 対応チャットツールは「elgana、Slack、Microsoft Teams」。(対応ツールは今後拡張予定)
機能②「WinActorへの指示機能」
- 処理判断(処理分岐等)/再実行/別のシナリオ実行/終了や一時停止等の指示をWinActorへ送信可能。(あらかじめ指定した選択ボタンで指示)
- チャットツールから選択ボタンでの入力以外に、テキスト情報も送信することが可能。
このようにエラー発生時や人の判断が必要なイベント発生時に、タイムリーにチャット通知を行い、そのメッセージを受け、人が判断し、WinActorへ指示を送ることができます!
これらの機能をうまく組み合わせて使用することで、一度はあきらめた業務もRPA化できるかもしれません。ご興味がある方は是非ご連絡ください!