■ RPAツール/製品のあれこれ ■
以下の内容は、WinActorの FAQページ でもご確認いただけます。
改めてWinActor製品のライセンス種類やアップグレード方法、WinActorの管理番号関連についてご紹介いたします。
● ライセンスの種類と選択をおさらい
まず大きくWinActorライセンスにはフル機能版・実行版があります。
- 「フル機能版」:シナリオの作成・編集・実行すべての機能を備えたものです。
- 「実行版」:フル機能版の廉価版となっており、実行のみできるものとなっています。
また、管理ユーザー用・標準ユーザー用の2種類のインストール資材があります。
- 「管理ユーザー用」:パソコンに関するすべてを管理でき、OSの動作に影響する設定変更ができるほか、ソフトウェアのインストールやアンインストールを自由にできます。
- 「標準ユーザー用」:パソコンにインストールされているソフトウェアの操作などは問題なくできますが、OSの動作に影響する設定(レジストリ権限)の変更などは制限されている場合もあります。
<注意点など>
- 更新時に管理・標準ユーザー資材の異なったものを入れてしまうと誤作動を起こしてしまう可能性もあるため、環境チェックシートを使って判断が必要になります。
- WinActor Ver7系は導入端末の.NET frameworkが4.8以上でないと資材の導入ができません。
- 現在使用しているWinActorのバージョン、資材の種類などが分からなくなってしまうことがあるかと思います。
その場合、2021年12月にリリースされました「WinActorライセンスタイプチェッカー(WALicenseTypeChecker)」をご使用いただくと、現在の端末にインストールされているWinActorの種類、バージョンなどが一目で分かります!ぜひご活用いただければと思います。
● ライセンスバージョンアップをおさらい
ライセンスのバージョンアップは、WinActorを初回インストールした際に使用した種別と同じ種別を使用して資材をインストールします。
異なる種別を使用してアップデートを行ってしまうと、ライセンスが無効となってしまう場合があります。そのため上記でご案内した自身のWinActor資材は管理・標準ユーザーのどちらかを判断してからバージョンアップを行うということを覚えておいてください。
メジャーバージョンアップの際は、一度新しいバージョンでシナリオを保存してしまうと、古いバージョンに戻すことはできず、シナリオが実行できないので要注意です!
そのため、古いバージョンのシナリオは削除せず、新しいバージョンでのシナリオが安定するまで残しておいたほうが良いでしょう。
● WinActorの管理番号関連について
ライセンス更新やお問い合わせなど、WinActorご使用にあたって、様々なID、番号等があります。ここではWinActorのID、管理番号についてご紹介します。
番号種別 | 番号例 | 使用タイミング | 変更タイミング |
---|---|---|---|
WinActor 管理番号 | WA-XXXX | ライセンス更新時等に対象ライセンスを判断するもの | ライセンス更新時等 |
保守ID | SXXXXXXXX | お問い合わせの際、弊社Webフォームで入力いただき、サポート対象ライセンスを確認するもの | ライセンス更新時等 |
製品ID | (端末により異なる) | WinActor導入、また導入端末入替時にWinActorと端末を紐づけるもの | 導入端末入替時 |
弊社へのお問い合わせやライセンス移管時などに必要なため、管理番号、保守IDは必ず管理・更新していただくよう、よろしくお願いいたします。
お客様に快適にWinActorをご使用いただくために、ご不明点などがありましたらいつでもお問い合わせいただければと思います。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。