AOYUZU -Salon de Digital- 第2回 講演概要

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概要

2021年4⽉21⽇開催「AOYUZU -Salon de Digital-」第2回の講演概要をご紹介します。

パイオニア株式会社
モビリティサービスカンパニー
Chief Digital Officer ⽯⼾ 亮⽒

モデレーター:
出光興産株式会社 執⾏役員CDO デジタル変⾰室⻑ 三枝 幸夫⽒

「事業会社の急成⻑に向けて、GAFA元社員はどのようにデジタルを活⽤し事業推進に貢献するのか」と題して、ハードウェア中⼼の事業からソフトウェア開発にシフトしていくパイオニアの取り組みについて紹介していただいた。

ご参加いただいた方の声
人々の声

DXの方向性が定まらない企業が多い中で、既存の価値をさらに高めようと取り組まれている姿に共感しました。

人々の声

パイオニアが変わろうとしていること、その事業の方向性が分かりました。

人々の声

B2Bのモビリティサービス、素晴らしいですね。石戸さんの人柄も伝わってきました。

セミナー資料 概要資料

セミナー概要資料(PDF)ダウンロードは こちら


セミナー概要

パイオニアは、創業時はオーディオメーカー、直近30年ほどはナビ等のカービジネスが中⼼だった。現在のパイオニアの事業は、⾞載機器の開発や販売などを⾏うモビリティプロダクトカンパニーと、位置情報を⽤いた情報サービスの提供などを⾏うモビリティサービスカンパニーが中⼼である。これまで⽇本初や世界初となるさまざまな⾞載機器を開発してきたが、今後はハードウェアの売り切りビジネスだけでなく、サービスとしてどう顧客へ提供できるのか、「モノからコトへ」という点を考えている。

既存ビジネスはスマホの登場など外部環境の変化によって変わってきている。特に物流や⾞両を持つ会社など、まだIT化されていない部分に取り組んでおり、それがモビリティサービスカンパニーの主な領域になっている。

モビリティサービスにおける強みとして、通信型のカーナビやドライブレコーダーなどの⾞載機を通じて、⾛⾏履歴や⾛⾏画像といったモビリティデータを蓄積していることがあげられる。これらのデータは既に渋滞予測や運⾏管理、事故リスクを予測・警告するソリューションビジネスに活⽤されており、今後、新たなビジネスの可能性も期待できる。こうした強みを⽣かして、MaaS/SaaS、広告、データ提供へと転化していくのがミッション。


aoyuzu

会社の課題として、顧客の声が鮮明に掴みきれていないことがあった。これについて、顧客の声を掴むこと、それに対してどういった課題解決ができるのか、われわれが持っているアセットは何か、という三⾓形で考える。


新しいものをつくるとき、ハードウェアはウォーターフォール的に作るため開発に時間かかるが、ソフトウェアのビジネスは顧客の声を聞きながらアジャイルで作っていくため、プロセスが全く異なる。これを円滑に実⾏するため、外部から参加しているメンバーと現存メンバーが融合して動けるようにすることが⼀つのテーマである。


変⾰への課題としては、次のようなものがある。
・現存メンバーと外部からのメンバーとの融合
・ワークスタイルを変えていくこと
・カスタマーの視点を持つこと
・スキルビルディング
・組織をフラット化してスピーディーに動くこと
・外的思考
・カスタマーセントリシティ


今後のOpportunityとしては、安全の担保、⾃然災害のデータ取得、物流の⽀援等を念頭に置いて議論をしつつ、2030年までに、Automotive SaaSの分野のリーディングカンパニーとなることを⽬指している。