導入事例Case Study

企業合併に伴う既存システム環境調査

【ケーススタディ:某サービス会社様 合併に伴う既存システム環境の調査】


企業のグローバル化、激化する企業間競争への対応と海外を含む機関投資家の意見等を背景に、M&A(企業合併・買収)、企業間提携、事業再編など組織統合が発生する機会は以前よりも大幅に増しています。その際、企業間のシステム統合にかなりの手間を要し、システム統合を行おうとしても既存システム環境の 設計書が無いなどの問題が多々起こり得ます。このような状況に対し、弊社は既存システム環境の調査を実施致しました。

目的

合併に伴い、お客様が想定するシステム環境に移行するために、既存システムの調査を実施致しました。

作業概要

既存システム環境の調査

1.Active Directory(注1)の調査

  • GPO(注2)の設定値
  • ユーザーアカウント数、グループアカウント数、コンピュータアカウント数
  • DC(注3)の構成、DNS(注4)の設定値[DCdiag(注5)を用いて調査]
  • ネットワーク[Netdiag(注6)を用いて調査]
  • DHCP(注7)の設定値
  • システムログによる障害状況

2.メール環境の調査

  • Exchangeの設定

3.ファイルサーバーの環境調査

  • 各ドライブの総容量と空き容量

4.アプリケーションサーバーの環境調査

  • インストールされているアプリケーションと認証モード

(注1) Active Directory

ネットワーク上のユーザー情報やコン\ピュータ情報などさまざまな資源をまとめて管理するために開発されたディレクトリサービス。


(注2)GPO

アカウントやグループに対して適用されるポリシーを定義したデータ。


(注3)DC(ドメインコントローラ)

Windowsにおいてネットワークの単位となっている「ドメイン」と呼ばれる論理的まとまりを管理するサーバ。 DCはネットワーク上の個々のユーザーアカウント情報を一元的に管理し、それぞれのユーザーに対する認証やアクセスの許可をもっている。


(注4)DNS(ドメインネームサーバ)

ホスト名をIPアドレスに変換する作業を担うサーバソフトウェアもしくはコンピュータ。


(注5)DCdiag

DCやDNSの状態を総合的に判断するツール。


(注6)Netdiag

ネットワークの接続状況を診断するツール。


(注7)DHCP

一時的に接続するコンピュータに、IPアドレスなど必要な情報を自動的に割り当てるプロトコル。

作業効果

1.移行時のリスクの洗い出し

  • お客様と同じ環境を構築した上で、不要ドメインの切り離し検証を行い、メインのドメインに影響を及ぼさないようにリスクを減らす。

2.不要ドメインの発見

  • ADの調査を行ったことで、実際には使用してないドメインを20個近く発見し、お客様に削除の提案ができた。

3.セキュリティの設定

  • GPOの設定項目の洗い出しによりパスワードの設定が適切か、またインターネットのセキュリティの設定が適切かどうかを把握できた。

4.エラー、トラブルの把握

  • システムログをすべて確認することで、現在起こっているエラーの確認や今後起こりえるトラブルを把握することができた。

弊社利用による効果

1.急な要望にも即時に対応出来る体制

お客様からの急を要する要望に対して、他社では人員調整などプロジェクト体制が構成できなかったが、弊社ではお客様の要望通りのスケジュールでプロジェクト体制を構成し作業を実施致しました。

2.お客様のニーズに即した対応  煩雑な業務も対応

現状環境の調査のみを引き受ける会社が他社では見つからなかったが、弊社では現状環境の調査のみでも引き受け可能です。

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